第4回座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルコンペティション部門入賞&新人賞受賞
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「きょうを守る」の記事における「第4回座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルコンペティション部門入賞&新人賞受賞」の解説
『きょうを守る』は、 2013年2月11日に開催された第4回「座・ 高円寺ドキュメンタリーフェスティバル」のコンペティション部門で新人賞を受賞した。新人賞は菅野の作品のために急遽、新設された。 「座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル」は、記録映画、教育映画、テレビドキュメンタリーといった、あらゆるドキュメンタリーを一堂に集めて上映するイベントで2010年から毎年開催されている。 コンペティション部門は、映画・テレビ・自主制作などプロ・ アマ問わず、新しい才能を全国から発掘するため第1回から行われており、2013年は全国から52作品の応募があった。 2月11日、一次審査・最終審査を通過し入賞した『きょうを守る』を含む全4作品の上映が行われた後、ジャーナリストの田原総一朗や映画監督の森達也ら5人の審査員により、大賞が決定された。その結果、今後に期待を込めて、菅野の作品『きょうを守る』のために急遽、新人賞が新設され、受賞することとなった。テレビ局のドキュメンタリーなどが目立つ中での菅野の作品の受賞は大賞は逃したものの、高い評価を得た。新人賞発表の様子はテレビ山梨のニュース番組『UTYニュースの星』で放送された。新人賞受賞のニュースは山梨日日新聞、読売新聞甲府支局、NHK甲府放送局が伝えた。 <主な審査員講評> 森達也(映画監督)「テレビに対してのアンチテーゼである。マスメディアには、なかなか作れないので、今後も頑張ってほしい。」 橋本佳子(ドキュメンタリージャパン プロデューサー)「菅野さんが撮ったインタビューは、舌を巻くくらい、 聞き入った。 インタビューを受けている人達の表情を的確に捉えている。こうした作品はなかなか出合えない。」 大賞には『標的の村〜国に訴えられた東村・高江の住民たち〜』( ディレクター:三上智恵/琉球朝日放送)が選ばれた。この作品は、オスプレイ配備を巡り、国と戦い続ける沖縄県東村・ 高江の住民たちの怒りを描いたドキュメンタリー。 <審査員(敬称略) >田原総一朗(評論家・ジャーナリスト)佐藤信(劇作家/演出家/「座・高円寺」芸術監督)橋本佳子(ドキュメンタリージャパンプロデューサー)森達也(映画監督・作家)まつかわゆま(シネマ・アナリスト)
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