第3楽章 Adagio
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「交響曲第3番 (メンデルスゾーン)」の記事における「第3楽章 Adagio」の解説
第3楽章 Adagio この音声や映像がうまく視聴できない場合は、Help:音声・動画の再生をご覧ください。 イ長調 2/4拍子 ソナタ形式。 短い序奏があり、イ短調からイ長調に変わる。主部は、歌謡的な第1主題が第1ヴァイオリンで、それに応えるように葬送行進曲風の第2主題がクラリネット、ファゴット、ホルンで厳かに提示され、クライマックスを築く。再び穏やかな小結尾の後に、短い展開部に入るが、ここでは序奏と第2主題が取り扱われる。その後、ほぼ型通りの再現部の後、長めのコーダに入る。
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第3楽章 Adagio
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/05 18:01 UTC 版)
「弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽」の記事における「第3楽章 Adagio」の解説
嬰へ調。作曲者の静穏な楽章の一つの典型である「夜の歌」の好例。 A(譜例4)-B(譜例5)-C-B-Aの5部分に分かれたアーチ形式(作曲者自身は「ブリッジ構造」と呼んだ)。各部の経過に第1楽章の主題が断片的に配置され、効果的に用いられる。 譜例4 譜例5 特にAの部分のティンパニのグリッサンドや木琴の拍子木のような即興的な音形が印象的で、全体的にはいささか不気味な雰囲気も感じさせる。
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