第3期以降
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 00:48 UTC 版)
長崎市のホームページによれば、中央、東部分の計15棟を復元したのち、周囲に堀を巡らし、扇形の輪郭を復元する予定である。現在、筆者部屋他6棟の復元のため、発掘調査中である。市出島史跡整備審議会は2050年を目標に、かつて水に囲まれた扇形の島を完全復元するよう長崎市長に提言している。 2010年2月18日、スウェーデンにおいて出島が「体系的な生物学の起源」をテーマとする世界遺産暫定リストに掲載されたことが西日本新聞により報道された 。江戸時代中期に当地に滞在し研究活動を行った同国の植物学者ツンベルクの事跡に関連する遺産としての掲載であるとされている。 2017年には、出島と対岸を結んでいた橋が130年ぶりに同じ位置に架け直された。橋の名称は「出島表門橋」で、歩行者がいないときは出島側に負担がかからない工法が取られている。これは出島が国の史跡であり、橋を支える橋台を設置できないことから考案された。橋は2017年2月27日に架設され、同年11月24日にオランダ王室妃や秋篠宮夫妻ら出席のもと完成記念の式典が執り行われ、翌日より供用を開始した。
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