第18編成以降での変更点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 08:07 UTC 版)
「札幌市交通局5000形電車」の記事における「第18編成以降での変更点」の解説
南北線に残る3000形第2 - 5編成の老朽化に伴い、また2012年度の可動式ホーム柵設置および将来のワンマン運転化を控え、2扉車であるこれらを置き換えるため10年ぶりに5000形が増備されることとなった。外観こそ変化はないが、8000形(2006年度以降増備車)に設置された車両間の強化ガラス製仕切り扉やスタンションポールの設置、蛍光灯カバーの廃止、高低差のある吊革、車内案内表示機の液晶ディスプレイ(LCD)化など、これまでの5000形とは細部が異なる仕様となっている。2009年11月20日より運行開始(第18編成)された。なおこの編成は、北海道初のLCD式車内案内表示器の搭載車両となった。 また、車端部の窓も開閉可能となった。これは2段窓で、上段が下降する仕組みになっている。 LCD式車内案内表示器は各ドア上部右側に1台のみ設置されているが、その左側にはJR東日本のトレインチャンネルなどのような広告用画面の設置スペースが準備されている。通常は蓋が被せられており右側の案内用画面のみ使用されているが、かつて2010年12月15日から2011年1月9日まで、外部業者がディスプレイ48台を無償貸与し第18編成の左側の画面を稼働させ広告実験を行っていたこともある。 2009年の第18編成に続いて2010年に第19編成(11月15日より運行開始)、2011年に第20編成(11月28日より運行開始)が登場し、3000形は2012年3月25日限りで第5編成の営業運転を終了し、南北線車両は全て5000形に統一された。
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