第11回大会〜第12回大会
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「秋山和彦」の記事における「第11回大会〜第12回大会」の解説
第11回前の2002年11月に過度なトレーニングを行ってしまったことにより、左膝を故障。11月から2か月半の入院生活を余儀なくされ、脚力が低下。退院後は自宅のそり立つ壁さえ一度もクリアできずに本大会に挑むことになった。 今大会はホタテ漁師の弟である秋山公宏(ゼッケン82)も出場し、1stのバランスブリッジでリタイアした。 本人はゼッケン99番で出場。秋山の前まで4人連続で1stをクリアしている中での挑戦となった。ジャンプハングは安定した攻略を見せた。直後の攻略は絶望的と思われていたそり立つ壁を3度目に成功させ、残り7秒でロープクライムに到達。最後はタイムアップの音と同時にボタンを押し、残り0.03秒で3年半ぶりの1stクリアを果たした。クリア後はオールスターズやインタビュアーから祝福の声が多く届き、涙を流した。3年半ぶりの進出となった2ndは残り2.8秒でクリア。3rdまで進出したが、初挑戦となったボディプロップで脱落し、自慢の腕力を見せることが出来なかった(ゼッケン99)。 第12回は1stを危なげなく突破。2ndも難なく進んでいたが、ウォールリフティングの3枚目(50kg)の壁で足を挟んでしまうというアクシデントに見舞われる。しかし3rdは本人が「ボディプロップさえクリアすれば、あとは僕の得意分野です」と語った通り、持ち前の腕力で次々と難関エリアを攻略し、第4回以来となる最終エリア・パイプスライダーまで到達。移動を順手・逆手で行い、ゴール前に両逆手にする方法をとった。大きく反動をつけてしがみつこうとしたが弾かれ、脱落。今大会が完全制覇後の自己ベストとなっている(ゼッケン97)。
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