第11の哨戒 1944年1月 - 3月
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「ガジョン (SS-211)」の記事における「第11の哨戒 1944年1月 - 3月」の解説
1944年1月16日、ガジョンは11回目の哨戒で東シナ海に向かった。2月2日、ガジョンは北緯28度49分 東経138度06分 / 北緯28.817度 東経138.100度 / 28.817; 138.100の地点で、1月19日にハダック (USS Haddock, SS-231) の雷撃で損傷して、重巡洋艦高雄に曳航されて横須賀に向かっていた空母雲鷹を発見。ガジョンは潜航して接近したが護衛の駆逐艦曙に探知され、ガジョンは曙に対して2度にわたり魚雷を4本ずつ発射したのち深く潜航。のちに浮上すると、そこには何もなかった。2月11日、ガジョンは北緯28度00分 東経121度30分 / 北緯28.000度 東経121.500度 / 28.000; 121.500の温州沖で、すでにB-25 の爆撃を受けて損傷していた輸送船薩摩丸(日の丸汽船、3,091トン)を二度にわたって攻撃し、これを撃沈。2月17日には北緯28度01分 東経123度23分 / 北緯28.017度 東経123.383度 / 28.017; 123.383の東シナ海で40トンから60トンぐらいのサンパンを攻撃し、1隻を撃沈して他の1隻に損傷を与えた。3月5日、ガジョンは49日間の行動を終えて真珠湾に帰投。艦長がロバート・A・ボーニン少佐(アナポリス1936年組)に代わった。
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