第1号 小学校令改正ノ件(義務教育年限延長実施)
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「文政審議会」の記事における「第1号 小学校令改正ノ件(義務教育年限延長実施)」の解説
諮問年月日 1924.5.3 概要 小学校の修業年限を8年とすること。 尋常小学校と高等小学校の区別を廃止し、修業年限3年の高等小学校を廃止すること。 第7・第8学年の課程は現今の高等小学校の例に拠るが、なお一層徳性の涵養に努めると共に実業的陶冶に重きを置き、かつ現地の状況により裁量の余地を大きくすること。 学齢児童保護者は満14歳まで児童を就学させる義務を負うこととすること。 小学校の教科目は、修身、国語、算術、国史、地理、理科、体操、唱歌、図画、実業、裁縫とし、現地の状況により手工、家事、外国語その他の必要な教科目を加えることを可能とすること。 中等学校への連絡は概ね現今体制のままとすること。 改正小学校令の実施期日を大正14年4月1日とすること。 大正14年4月以降当分の間は実業補習学校前期の就学をもって小学校第7・第8学年の就学に代えることを認める。 答申年月日 1924.6.18諮問撤回
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