第1原則 人権の普遍的享受への権利
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 08:58 UTC 版)
「ジョグジャカルタ原則」の記事における「第1原則 人権の普遍的享受への権利」の解説
すべての人間は尊厳と権利において生れながらに自由にして平等である。各個人の性的指向や性同一性のいかんに拘わらず、全ての人権を完全に享受する。 国家は、(a)自国の憲法あるいはその他の法規定に、すべての人権の普遍性、親密性、相関性、不可分性の原則を明記し、すべての人権の普遍的享受が現実となるよう保障する。(b)刑法も含めてあらゆる法規定を改定し、すべての人権の普遍性が徹底するよう保障すること。(c)性的指向や性同一性に拘わらず全ての人権の完全な享受を促進、向上させる教育や意識向上の課程を実施する。(d)国家の政策や意思決定に性的指向や性同一性も含めたすべての人間の自己同一性の全ての側面が、相互に関連しており不可分であることを承認、主張する複眼的アプローチを組み入れる。
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