第四挿話 カリュプソ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 08:51 UTC 版)
時刻は再び午前8時に戻り、舞台はダブリン市内エクルズ通りのレオポルド・ブルーム宅に移る。ブルームは、38歳のハンガリー系ユダヤ人で『フリーマンズ・ジャーナル』の広告取りである。ブルームは、妻のためにパンと紅茶の用意をし、途中で豚の腎臓を買いに肉屋まで出かける。家に戻ると手紙と葉書が届けられており、そのうち一つは娘のミリーから、もう一つは歌手をしている妻モリーのコンサートマネージャであるブレイゼズ・ボイランからのものであった。ブルームは、娘からの手紙を読みながら、妻とは別に朝食を取る。ブルームは、妻がボイランと浮気をするつもりだと考え、その考えに苦しめられる。ブルームは、家の外の便所で排泄し、教会の鐘を聞いて、急死したディグナムのことを思う。 場面=家、時刻=午前8時、器官=腎臓、学芸=経済学、色彩=オレンジ、象徴=ニンフ、技術=語り(中年の)、神話的対応=寝室のベッドにかかっている絵画『ニンフの湯浴み』のニンフがオデュッセウスを7年間引き止めたカリュプソに対応する。
※この「第四挿話 カリュプソ」の解説は、「ユリシーズ」の解説の一部です。
「第四挿話 カリュプソ」を含む「ユリシーズ」の記事については、「ユリシーズ」の概要を参照ください。
- 第四挿話 カリュプソのページへのリンク