第二大熊線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 23:45 UTC 版)
福島幹線は運転開始後新福島変電所 - 福島第一原子力発電所間を(第一)大熊線として分割したが、本線の対応区間は竣工時には既に第二大熊線と称していた。調査は1971年に始められ、最終的に大熊線に併行したルートとなった。建設認可は1973年9月に取得した。工期約6ヶ月を経て官庁検査に合格した。着工理由は東福島幹線同様に、3号機・4号機の運転開始が迫っていたからである。下記にその仕様を示す。 亘長:9.87km 回線数:2 支持物:鉄塔25基 電線:ACSR610mm22導体(275kV設計) がいし:280mmボールソケット懸垂がいし26個を連結して懸架 工事請負業者:全体を2工区に分割。第一工区は関電工、第二工区は住友電工 なお、途中8.6kmに渡って5・6号機起動用66kV回線を併架する。
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