新福島変電所
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新福島変電所(しんふくしまへんでんしょ)は、福島県双葉郡富岡町に所在する東京電力パワーグリッドの500kV変電所である。福島第一原子力発電所、福島第二原子力発電所からの特別高圧送電線を接続し、首都圏(の外輪系統)に向け500kV送電線を接続している他、東北電力との系統連系も行っている。
注釈
- ^ なお、1995年には相馬いわき幹線を通じ南相馬変電所-南いわき開閉所間で500kV連系運用が開始され、連系送電能力が更に拡大された(東京電力 2003, 日本における系統間連系の変遷(スライド26枚目))
いわき幹線2号の運用開始の見通しについて 『東北電力』2011年8月24日 - ^ いわき幹線竣工時の仕様は下記の通り。
区間:南相馬変電所-新福島変電所
亘長:約20km
回線数:2
電線:ACSR610mm24導体
工事費:21億円(両変電所のいわき幹線関係設備費を含む)
「東電東北電 月末から常時連系運転 融通百万KWに倍増」『電気新聞』1976年3月19日1面
出典
- ^ 名称の出典は『電気現場技術』1981年3月P59
- ^ 「-東京電力-福島東幹線が運開 超々高圧50V網の一環」『電気新聞』1972年12月14日2面
当所が開閉所として開所した件も触れられている。 - ^ a b c 編集部 1975.
- ^ 石丸小四郎「一橋大学フェアレイバー研究教育センター(47)福島原発震災と反原発運動の46年--石丸小四郎さん(双葉地方原発反対同盟代表)に聞く」『労働法律旬報』第1754巻、旬報社、2011年10月、50-57頁、NAID 40019031296。p53
- ^ a b 「トランス搬入始まる 東電・福島開閉所 単基百万KVAの大型」『電気新聞』1974年7月11日
- ^ 「電力安定輸送の"大動脈" 五十万Vの東京電力・福島幹線」『電気新聞』1975年5月29日9面
- ^ 「東電・福島幹線 房総、新袖ヶ浦線につづき下旬、待望の50万V運転 原子力流通網、大幅に強化」『電気新聞』1975年5月17日2面
- ^ 「東電・福島幹線50万V送電を開始」『電気新聞』1975年5月20日2面
- ^ 東京電力 2003, 日本における系統間連系の変遷(スライド26枚目).
- ^ 「東電、東北電が融通 東地域の電力長期計画決まる」『日刊工業新聞』1967年1月17日1面
- ^ 「常磐幹線も新設へ 東北電力の電力長期計画」『日刊工業新聞』1967年2月1日4面
- ^ 系統計画課 1974, p. 14.
- ^ a b 「東電東北電 月末から常時連系運転 融通百万KWに倍増」『電気新聞』1976年3月19日1面
- ^ 亘長9.87km。5、6号機用の起動用送電線を8.6kmに渡り併架する。1974年5月15日竣工を発表
「第2大熊線が完成」『電気新聞』1974年5月15日2面 - ^ 富岡、岩井戸両線の電圧については第2部 事故の進展と未解明問題の検証 『国会事故調』P180
- ^ a b いわき幹線2号の運用開始の見通しについて 『東北電力』2011年8月24日
- ^ 第5部 事故当事者の組織的問題 『国会事故調』P537
- 1 新福島変電所とは
- 2 新福島変電所の概要
- 3 福島第一原子力発電所事故
- 4 最寄施設
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