供給予備力とは? わかりやすく解説

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供給予備力

読み方:きょうきゅうよびりょく
別名:電力予備力

発電施設において、予備電力として生産供給可能な電力量のこと。

発電所などでは、現在稼動している発電設備故障したり、電力需要急増したりといた場合備え一定量電力補給できる体制引いている。電力基本的に作り貯めできないため、発電設備余裕を持つことで対応できるようにしている。

供給予備力としてどの程度電力量確保しておくべきかは、全体割合示されることが多い。供給予備力の全体占め割合を「供給予備率」と呼ぶ。日本では一般的に全体の8パーセント10パーセント程度供給予備率として必要といわれている。

供給予備力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 08:12 UTC 版)

供給予備力(きょうきゅうよびりょく)は、ある時点で利用できると想定される発電設備の容量(供給力)から、同じの時点で想定される需要電力を差し引いたものを意味する[1]。単に予備力ともいう。


  1. ^ a b c d e f g h i 奈良, 宏一 (2008). 電力自由化と系統技術: 新ビジネスと電気エネルギー供給の将来. 社団法人電気学会. pp. 23-24. ISBN 978-4-88686-267-9 
  2. ^ 関西電力送配電株式会社. “過去の電力使用実績データのダウンロード”. 関西電力送配電株式会社. 2022年4月29日閲覧。
  3. ^ 電力広域的運営推進機関 (2021年1月12日). “需給状況改善のための指示の実施について<関西電力送配電>(1月12日11時33分・13時10分・14時5分実施)”. 電力広域的運営推進機関. 2022年4月29日閲覧。
  4. ^ 電力広域的運営推進機関 (2021年1月13日). “需給状況改善のための指示の実施について<関西電力送配電>(1月12日15時19分・16時16分実施)”. 電力広域的運営推進機関. 2022年4月29日閲覧。
  5. ^ 電力系統”. 電気専門用語集 (WEB版). 一般社団法人電気学会. 2021年5月16日閲覧。
  6. ^ a b c d 北内, 義弘 (2021). “自然災害に強い基幹系統にするために”. 大規模停電の記録: 電力系統の安全とレジリエンス. オーム社. pp. 266-280. ISBN 978-4-274-22744-8 
  7. ^ 大山, 力 (2021). “電力システムのレジリエンス向上のために”. 大規模停電の記録: 電力系統の安全とレジリエンス. オーム社. pp. 281-287. ISBN 978-4-274-22744-8 
  8. ^ 供給予備力”. 電気専門用語集 (WEB版). 一般社団法人電気学会. 2021年5月17日閲覧。
  9. ^ 道上, 勉 (2003). 送配電工学 (改訂版 ed.). 電気学会. p. 307. ISBN 4-88686-238-1 
  10. ^ a b 運転予備力”. 電気専門用語集 (WEB版). 一般社団法人電気学会. 2021年5月17日閲覧。
  11. ^ 瞬動予備力”. 電気専門用語集 (WEB版). 一般社団法人電気学会. 2021年5月17日閲覧。
  12. ^ 山崎, 久一 (1969). “瞬動予備力”. 電気学会雑誌 89 (971): 1435-1443. doi:10.11526/ieejjournal1888.89.1435. 
  13. ^ 待機予備力”. 電気専門用語集 (WEB版). 一般社団法人電気学会. 2021年5月17日閲覧。


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