東北東京間連系線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 10:20 UTC 版)
「東北電力ネットワーク」の記事における「東北東京間連系線」の解説
福島県内には、東北電力ネットワークと東京電力パワーグリッド(東電PG)の両社の連系線があり、東電PG・南いわき開閉所(田村市)と同・新福島変電所(双葉郡富岡町)の2地点が連系点となっている。 東北地方と関東地方との間の系統連系は、1959年(昭和34年)7月に始まった。当初は、電源開発が建設した275 kV田子倉本名線を介して連系した。田子倉本名線は、電源開発の田子倉発電所(福島県南会津郡只見町)と東北電力の本名変電所(福島県大沼郡金山町)とを結ぶ送電線である。 その後、東北電力が南相馬変電所から東京電力・新福島変電所まで275 kVいわき幹線を建設し、1976年(昭和51年)3月、連系点は新福島変電所に変更された。東北電力はさらに、南相馬変電所から東京電力・南いわき開閉所まで500 kV相馬双葉幹線を建設し、1995年(平成7年)6月、500 kVによる連系が始まった。
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