窒素酸化物とは? わかりやすく解説

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窒素酸化物(NOx) (ちっそさんかぶつ)

 窒素酸化物は、空気中で石油石炭等の物の燃焼合成分解等の処理を行うとその過程で必ず発生するもので、燃焼温度高温になるほど多量に発生する。その代表的なものは、一酸化窒素(NO)と二酸化窒素NO2)であり、発生源発生する窒素酸化物は90%以上がNOである。窒素酸化物は、高温燃焼過程でまずNOの形で生成され、これが大気中に放出された後、酸素と結びついてNO2となる。この反応はすぐに起こるものではないことから、大気中ではその混合物として存在している。発生源としては、ばい煙発生施設等の固定発生源と、自動車等移動発生源がある。
 窒素酸化物は人の健康に影響与える。また、窒素酸化物は紫外線により炭化水素光化学反応起こしオゾンなど光化学オキシダント生成する二酸化窒素難溶性のため呼吸時に深部肺胞達し呼吸器系炎症起こす




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