突撃隊の制服
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 10:04 UTC 版)
詳細は「制服 (ナチス突撃隊)」を参照 初期の突撃隊は様々な制服が入り乱れて使用されたが、ミュンヘン一揆後に再建された突撃隊では褐色シャツ、ケピ帽、乗馬ズボン、ブーツというスタイルで統一された。 褐色シャツはもともと東アフリカの旧ドイツ植民地駐留軍の制服として作られた物だった。第一次世界大戦後ドイツの植民地はすべて連合国に奪われたためにこの制服の在庫が有り余った。そこでゲルハルト・ロスバッハが1924年にこの制服を安価に大量入手した。これが褐色シャツが制服になったきっかけだった。ちなみに褐色シャツはシャツ型の上着であり、その下には襟なしの褐色のシャツを着用していた。 突撃隊の制服というとこの褐色シャツ型制服が有名であるが、1932年以降には褐色チュニックが制服として使用されるようになっていった。 突撃隊海軍や突撃隊防衛団などは一般の突撃隊員とかなり異なった独自の制服を着用した。 褐色シャツ制服 突撃隊の褐色シャツと装備 褐色シャツ型制服(1933年ユダヤ人商店街ボイコット運動を行う突撃隊員) 褐色チュニック制服(1938年突撃隊幕僚長ヴィクトール・ルッツェ) 褐色シャツ制服と褐色チュニック制服 隊員用のオーバーコートとスポーツ着 突撃隊海軍の制服と白いチュニック制服 突撃隊防衛団の制服
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