空港ロビー警備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/08 15:26 UTC 版)
羽田空港の第一ターミナルビルでのロビー警備業務が東邦警備保障の警備員をよく見ることができる。2007年以前にはターミナルで緑の制服で目立っていたが現在は、濃紺の警備業界ではよく見かける一般的なスタイルとなった。以前の緑の制服は(株)空港ビルディング等からは、東邦警備が採用された当初から注文があり「空ビル側の防災センター警備担当職員との統一性という面や空港の空のイメージと言う観点からも緑でなくブルー系の濃紺で警備業務を行ってほしい」と打診があったようだ。何年もの間、緑で押し通したのは、創業者の織田のこだわり、もしくは経営上の理由かは定かでない。羽田空港、特にターミナル派遣隊については東邦警備保障の社内で厳しく選抜し特に優れた人材を集め、警備業務を行っている。構成は、社員と準社員の混成チームで組織され社員には、元警察官や元自衛官等、テロ対策セキュリティーに精通した経験を持つ物もおり、また準社員は東京大学卒等の高学歴の者や元航空会社社員、元空港関係企業の社員、元医療従事者等の専門知識を持った人材をあてがっている。(過去のデーターより)またその業務範囲は広範に亘り、第一ターミナルビルの防災センターに於ける監視業務の約半分とターミナルビルの純然な施設警備業務を行う。 一般の施設の警備業務と空港施設であるターミナルビル特有の警備が高度に入り混じる非常に難しい物件であるが、第一ターミナルビルの供用開始時から培った安定した業務実施は高く評価されている。かつては国際線ターミナルビルのロビー警備も実施していたが、運航本数が少なく利用客も限られていた為、国内線ロビー警備の副次的な意味で行っていた。 現在は暫定国際線ターミナルビルのロビー警備は専任の警備隊が組織され東邦警備保障が行っている。
※この「空港ロビー警備」の解説は、「東邦警備保障」の解説の一部です。
「空港ロビー警備」を含む「東邦警備保障」の記事については、「東邦警備保障」の概要を参照ください。
- 空港ロビー警備のページへのリンク