私有空港
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/08 10:07 UTC 版)
「バンコク・エアウェイズ」の記事における「私有空港」の解説
この航空会社の大きな特徴としては自社所有の空港がある。同社ではこれら空港をブティック空港と呼称して、それぞれが持つ自然と文化に溶け込むように設計し、会社のブティックエアラインとしての特徴を際立たしているとしている。 1989年にサムイ島に開港したサムイ空港はオープンエアの茅葺きのターミナルビルで、サムイ島の雰囲気に溶け込みように設計され、バンコクとの路線から定期便就航を本格的にスタートさせた。路線の性格上、日本や韓国、台湾、欧米などの観光客をターゲットにしているため運賃は高めの設定であり、加えてスワンナプーム国際空港のタイ国国内線使用料(100B)と比べると割高な空港使用料(200~300B)を徴収されるものの、ドル箱路線としてこの会社の躍進を支えることになる。 同様に1996年に開港したスコータイ空港は穏やかな水田の中に位置し、伝統的なタイの建築様式を反映した設計とし、2003年に開港したトラート空港は周囲の自然環境のエッセンスを強調した設計で自社空港を開港し、基本的にこれらの空港はバンコクエアウェイズの独占使用となっている。しかし、観光業界からの強い要望などにより、2008年2月15日よりタイ国際航空がサムイ空港に乗り入れることになった。
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