福知山駅での特急・グリーン料金乗り継ぎ通算制度
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「北近畿ビッグXネットワーク」の記事における「福知山駅での特急・グリーン料金乗り継ぎ通算制度」の解説
1999年の舞鶴線電化に伴うダイヤ改正により運転系統の変更と所要時間の短縮を図った結果、直通列車が減少することになり、福知山駅での乗り換えが必要になる列車が発生した。これにより、特急料金・グリーン料金が割高になるケースが出てきたために、区間及び乗り継ぎ駅を限定して、乗り換えが必要な場合でも1列車とみなして特急料金・グリーン料金を通算して発売している。 西日本旅客鉄道会社(JR西日本)の旅客営業規則第57条第2項第8号では、特急券の発売方法について、「京都駅 - 鳥取駅間及び新大阪駅 - 鳥取駅間の特急列車の停車駅相互間を乗車する場合で、福知山駅において改札を出ないで乗り継ぎをする場合(京都駅 - 福知山駅間の特急停車駅と新大阪駅 - 福知山駅間の特急停車駅相互間を利用する場合を除く。)」は、1つの特急列車とみなして特急券を発売できる(原文から、意味を変えず一部変更)とあり、また同様に、グリーン券についても、旅客営業規則第58条第2項第8号に同趣旨の規定があることから、福知山駅で同一方向の列車同士を乗り継ぐ場合には、特急料金・グリーン料金を通算できる。 しかし、2011年3月12日のダイヤ改正により運転形態が変更になり、北近畿タンゴ鉄道の特急列車と山陰本線・福知山線の特急列車を福知山駅で乗り継ぐ場合は、一部の列車をのぞいて改札を出る必要があるが、運賃・料金はJRの運賃・料金と北近畿タンゴ鉄道の運賃・料金を加算するものの、直通列車に乗車しても料金に差は生じない。
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