神山県_(日本)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 神山県_(日本)の意味・解説 

神山県 (日本)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 04:45 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

神山県(かみやまけん [1][2]、じんざんけん[3])は、1871年明治4年)に伊予国南部を管轄するために設置された。現在の愛媛県南予地方にあたる。本項では前身である宇和島県(うわじまけん。第1次府県統合後)についても記す。

概要

後年作成された1872年(明治4年)旧12月の行政区画地図における宇和島県

当初の宇和島県域は現在の西宇和郡伊方町南宇和郡愛南町の全部、ならびに西予市大洲市八幡浜市宇和島市北宇和郡鬼北町北宇和郡松野町の各一部。

近隣三県との合併後は旧宇和島県の県域に加え、伊予市伊予郡松前町伊予郡砥部町喜多郡内子町の全部、西予市大洲市八幡浜市宇和島市北宇和郡鬼北町北宇和郡松野町の残部ならびに、松山市東温市上浮穴郡久万高原町の各一部に該当する。

県勢は当初、草高10万石、現石5万2420石。合併後は7万6064戸、人口35万7413人、石高22万余石に達した。

神山県の県名は万葉集などに登場する「矢野の神山」(場所は諸説あり、八幡浜市の八幡神社や大洲市の出石山などに比定される)に由来。

沿革

管轄地域

歴代知事

宇和島県

神山県

  • 1872年(明治5年)6月23日 - 1872年(明治5年)7月25日 : 権令・間島冬道(前宇和島県権令)
  • 1872年(明治5年)7月25日 - 1873年(明治6年)2月20日 : 参事・江木康直(前神山県権参事、元山口藩士)

なお、江木康直は引き続き愛媛県参事を務めた。

脚注

  1. ^ 愛媛県のおいたち”. 愛媛県企画振興部広報広聴課. 2014年4月30日閲覧。
  2. ^ 愛媛県. “県勢のあらまし”. 2014年4月30日閲覧。
  3. ^ 三好恭治. “三好恭治の熟田津今昔 - 第四十九章 道後学序説 ~景観と文化 (道後八景十六谷)”. 2014年5月1日閲覧。

関連項目

先代:
新谷県大洲県吉田県宇和島県
行政区の変遷
1871年 - 1873年 (宇和島県→神山県)
次代:
愛媛県

「神山県 (日本)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「神山県_(日本)」の関連用語

神山県_(日本)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



神山県_(日本)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの神山県 (日本) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS