硫酸塩還元細菌とは? わかりやすく解説

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硫酸塩還元細菌 [Sulf(ph)ate reducing bacteria]

 硫酸塩最終電子受容体として利用し硫化水素還元(生成)する独立栄養的な従属栄養細菌である。グラム陰性菌であるが、細胞の形(0.5-1.5×2.5-10.0μm)がコンマ状で1本の鞭毛をもって運動するビブリオまたはらせん型であるデスルフォビブリオ属(Desulfovibrio)や、桿菌型のデスルフォモナス属(Desulfomonas)のほか、周辺にある鞭毛運動し芽胞をつくるデスルフォトマキュラム属(Desulfotomacurum)の3属の細菌がある。以前独立栄養性考えられていたが、ほとんどの硫酸塩還元菌水素供与体として乳酸などの有機化合物利用して生育することから独立栄養菌から除外された。硫酸塩還元菌通常水田土壌、川の底土腸内容物などの嫌気的環境生息する偏性嫌気性菌である。




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