短い必須の祈り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 23:37 UTC 版)
この祈りを選んだ場合は昼(正午から日没までの間)にのみ使用することができる。 この祈りは神の前に謙遜の姿勢で立って行わなければならない。 最も短く、アラビア語原文では25ワードに過ぎないが、人間として生きる目的、つまり人間は神を知り、崇拝するために創造されたことを簡潔に示している。 中位と長い必須の祈りは立礼や跪拝などの動作を含み、それが物理的に行えない場合以外は義務である。 中位の必須の祈りは一日に、朝(日の出から正午の間)、昼(正午から日没の間)、夜(日没後からその2時間後の間)の三回行うことが規定されている。(一日に三度祈らなければならないという義務はこの中位の必須の祈りを選んで唱えた場合にのみ当てはまる。その他の必須の祈りは一日に一度で良い。) 長い必須の祈りは24時間に一度唱えることになっている。 15歳未満、70歳以上、病気中の人、月経中の女性は義務的ということから免除される。 ローマナイズドAshhadu yá ilahi bi-annaka khalaqtaní li-'rfánika wa ibádatika. Ashhadu fí-hadha'l híni bi'ajzí wa quwwatika wa dha'fi wa'qtidárika wa faqrí wa ghanáika. Lá iláha illa anta'l muhayminu'l qayyúm. 訳の一例わが神よ、あなたがわたしを造り給うたは、わたしがあなたを知り、あなたを崇拝するためだと証言いたします。 まさにこの時、わたしの無力とあなたの力、わたしの弱さとあなたの強さ、わたしの貧しさとあなたの豊かさを証言いたします。 苦難より救う方、自存する方であるあなたの他に神はない!
※この「短い必須の祈り」の解説は、「バハイ教」の解説の一部です。
「短い必須の祈り」を含む「バハイ教」の記事については、「バハイ教」の概要を参照ください。
- 短い必須の祈りのページへのリンク