短いファイル名の生成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 13:54 UTC 版)
短いファイル名は次のような方法で生成される: 短いファイル名で使えない文字を除去ないし置換する. " / \ [] : ; = , とスペースは除去する。 ただしドットは、最後のものは残す。 必要に応じ、拡張子以外のファイル名は6文字以下に切り詰め、「~」と数字(1〜9)を付加する。この処理は、ファイル名が長すぎる場合のほか、使えない文字の除去、拡張子の切り詰めなど、長いファイル名から変化する処理が行われた場合には実行される。ただし、小文字から大文字への置換のみの場合はこの処理は実行されない。 切り詰めにより重複が発生した場合、「~」のあとの数字が増加する。 重複が多い場合の詳細な挙動は環境依存である。NT系では、5つめからは「~」の前が変化する。 拡張子は3文字以下に切り詰める。 小文字は大文字に置換する。 たとえば、長いファイル名「123456789.txt」に対して、短いファイル名は、多くの場合「123456~1.TXT」となる(この短いファイル名が使用済みだった場合は「123456~2.TXT」となる)。 短いファイル名は、長いファイル名に対し一定のものではなく、各ディレクトリ内で重複がないように生成される。だから、ディレクトリが異なれば、同じ長いファイル名に対し異なる短いファイル名が生成されることや、異なる長いファイル名に対し同じ短いファイル名が生成されることもある。
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