真如の里
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 15:24 UTC 版)
「念佛宗三寶山無量壽寺」の記事における「真如の里」の解説
1992年5月に岐阜県加茂郡にある白川町と八百津町に67万坪の土地を購入し、新たな拠点「真如の里」と産業廃棄物処理施設を建設しようとした。しかし、1996年、これだけ大規模な宗教施設(ならびに産業廃棄物処理施設)がオウム真理教のサティアン建設の二の舞になるのではという懸念と、念仏宗無量寿寺と緊密な関係にある産業廃棄物処理業者を恐れて、地元住民による反対運動が起こった。この際、無量寿寺は反対運動でビラを配った住民を名誉毀損で訴え、被告の住民は、高額の壷を売りつけるという記載に損害賠償を命じられた。霊感商法まがいという表現に対しては、真実と信じるに相当な理由があったとして賠償が却下された。。 その後、2013年11月25日、白川町長が兵庫県加東市の念佛宗総本山へ来訪し、開発事前申請の放置は、オウム事件の発生や外部からの反対運動の扇動によるところが大きいこと等を認め、開発許可の事前審査書の事務執行がなされないまま放置されたことについても謝罪を表明した。 「真如の里」の移転先として、京都府船井郡丹波町が選ばれたが、これも頓挫した。この時は、美術館をつくるなどと述べ、寛仁親王の話を盛んにしたため、教団のトップが寛仁親王であると住民に思われていたという。 その後、兵庫県加東市(合併前の当時は兵庫県社町)に計画変更した。この土地は、ペーパー会社のヒューマンアンドメンタルヘルスが買っている。別名で開発許可をとった後で、宗教施設を建てたということである。
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