直線の方程式とは? わかりやすく解説

平面における直線の標準形

(直線の方程式 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/26 15:12 UTC 版)

平面上の解析幾何学において、直線の方程式はそのさまざまな特徴の抽出の仕方によって種々の標準形英語版 を持つ。一般に直線の方程式は実二変数の一次方程式であたえられる。


注釈

  1. ^ サイモン・アントワーヌ・ジャン・リュイリエが、ヘッセの生誕前(1809年)に相当する形式を発表している。

出典

  1. ^ line in space - PlanetMath.(英語)


「平面における直線の標準形」の続きの解説一覧

直線の方程式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/27 04:51 UTC 版)

ブレゼンハムのアルゴリズム」の記事における「直線の方程式」の解説

傾き係数とする直線の方程式は次のとおりである。 y = f ( x ) = m x + b {\displaystyle y=f(x)=mx+b} ここで m が傾き、b がy軸上の値(y軸との交点)である。この方程式は x についての関数だが、これを x と y の関数変換することで扱いやすくする。傾きを Δ y / Δ x {\displaystyle \Delta y/\Delta x} と表し代数学変換を施す。 y = m x + b y = ( Δ y ) ( Δ x ) x + b ( Δ x ) y = ( Δ y ) x + ( Δ x ) b 0 = ( Δ y ) x − ( Δ x ) y + ( Δ x ) b {\displaystyle {\begin{aligned}y&=mx+b\\y&={\frac {(\Delta y)}{(\Delta x)}}x+b\\(\Delta x)y&=(\Delta y)x+(\Delta x)b\\0&=(\Delta y)x-(\Delta x)y+(\Delta x)b\end{aligned}}} この最後の式を x と y の関数として次のように表せる。 f ( x , y ) = 0 = A x + B y + C {\displaystyle f(x,y)=0=Ax+By+C} ここで、各定数次の通り。 A = Δ y {\displaystyle A=\Delta y} B = − Δ x {\displaystyle B=-\Delta x} C = ( Δ x ) b {\displaystyle C=(\Delta x)b} この場合直線はA、B、Cという定数定義され、 f ( x , y ) = 0 {\displaystyle f(x,y)=0} となる点の集合となる。直線上にない任意の座標 ( x , y ) {\displaystyle (x,y)} では f ( x , y ) ≠ 0 {\displaystyle f(x,y)\neq 0} となる。x と y が整数しかとらないなら、定数全て整数表され、この式には整数しか関与しないことになる点が重要である。 例えy = 1 2 x + 1 {\displaystyle y={\frac {1}{2}}x+1} で表される直線は、 f ( x , y ) = x − 2 y + 2 {\displaystyle f(x,y)=x-2y+2} と書くこともできる。点 (2,2) はこの直線上にある。 f ( 2 , 2 ) = x − 2 y + 2 = ( 2 ) − 2 ( 2 ) + 2 = 2 − 4 + 2 = 0 {\displaystyle f(2,2)=x-2y+2=(2)-2(2)+2=2-4+2=0} また、点 (2,3) は直線上にはない。 f ( 2 , 3 ) = ( 2 ) − 2 ( 3 ) + 2 = 2 − 6 + 2 = − 2 {\displaystyle f(2,3)=(2)-2(3)+2=2-6+2=-2} 点 (2,1) も同様である。 f ( 2 , 1 ) = ( 2 ) − 2 ( 1 ) + 2 = 22 + 2 = 2 {\displaystyle f(2,1)=(2)-2(1)+2=2-2+2=2} (2,1) と (2,3) はこの直線はさんで反対側にあり、どちら側になるかは f(x,y) の値が正か負かで決まる。すなわち、直線平面2つ半平面に分割するものであり、f(x,y) が負になる半平面と正になる半平面が存在する。この性質アルゴリズム導出において重要である。

※この「直線の方程式」の解説は、「ブレゼンハムのアルゴリズム」の解説の一部です。
「直線の方程式」を含む「ブレゼンハムのアルゴリズム」の記事については、「ブレゼンハムのアルゴリズム」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「直線の方程式」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「直線の方程式」の関連用語

直線の方程式のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



直線の方程式のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの平面における直線の標準形 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのブレゼンハムのアルゴリズム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS