目的と設備とは? わかりやすく解説

目的と設備

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/03 14:56 UTC 版)

エアシャワー」の記事における「目的と設備」の解説

エアシャワー設置目的クリーンルームなどの清浄域の清浄空気室外汚染空気との接触を防ぐことにある(エアロック効果)。また、入室者の衣服等に付着したゴミなどをあらかじめ取り除くための設備でもある。このほかクリーンルーム入室することを作業者に意識させる効果もある。 エアシャワーが有効とされるのは5 µm上の微粒子風速10 m/s上であれば有効である。ただし、2 µm以下の微粒子にはあまり効果はない。 風速強くすると吹付時間短くできるが、衣服内からの発塵も多くなり作業者の不快感も増すため調整されている。一般的には風速20 m/s程度15 - 20秒の場合が多い。 クリーンルーム内外空気混合避けるため、緊急時以外は二重扉はインターロック同時に開かないようになっているまた、高濃度粉塵除塵装置としてダイオキシン類対策工事石綿除去工事設置する場合は床吸い込み型で、出来るだけ風速が強いもの、コンプレッサーつないで圧縮エアーが出る(エアーガン付・パルスエア付など)等作業着全体除塵能力強力なタイプ選定したほうが、曝露対策として安心である。

※この「目的と設備」の解説は、「エアシャワー」の解説の一部です。
「目的と設備」を含む「エアシャワー」の記事については、「エアシャワー」の概要を参照ください。

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