アルストロメリア (百合水仙)







●ユリズイセン属は、チリを中心として南アメリカに50種ほどが分布しています。わが国へは昭和時代のはじめに渡来しました。高さは30~100センチになり、披針形の葉が互生します。5月から7月ごろ、茎頂で分枝して散形花序をだし、さまざまな花色の花を咲かせます。花披片にある斑点やラインは昆虫を誘うためだそうです。属名はスエーデンの植物学者、リンネの友人のアルストレーメル男爵(Clausvon Alstroemer)に因みます。
●ユリ科ユリズイセン属の多年草で、学名は Alstroemeria sp.(属の総称)。英名は Peruvian lily, Lily of the Incas。
アルストロメリア属
(百合水仙 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/19 14:11 UTC 版)
アルストロメリア属 | ||||||||||||||||||
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Alstroemeria aurea 'Saturne'
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分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Alstroemeria L. (1762) | ||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||
ユリズイセン属 |

アルストロメリア属(Alstroemeria)は、単子葉植物の属の一つ。別名をユリズイセンといい、よく混同されるアルメリアは別種である。
分類体系により所属する科は異なり、新エングラー体系ではヒガンバナ科、クロンキスト体系ではユリ科、APG分類体系ではユリズイセン科(アルストロメリア科)に分類される。
本属は南アメリカ原産で約50種が知られる。いずれもアンデス山脈の寒冷地に自生する。1753年、南アメリカを旅行中だったカール・フォン・リンネ自らが種を採集した。リンネは親友のスウェーデンの男爵クラース・アルストレーマーの名にちなんで花に名を残した。
1926年に日本に渡来した。日本では長野県での生産が全国第1位[1]、で愛知県、山形県が続く。4 - 7月にかけて花が咲く。花持ちが長い。
参考画像
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Alstroemeria aurea(Alstroemeria aurantiaca)
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アルストロメリアの花が散った後
脚注
- ^ アルストロメリアで明るい年越し 松本駅で県産のPR 信濃毎日新聞 2021年1月1日閲覧。
外部リンク
百合水仙と同じ種類の言葉
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