登場作品と主な劇中描写
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/06 08:20 UTC 版)
「ヴィブラニウム」の記事における「登場作品と主な劇中描写」の解説
『アイアンマン2』 本作では、主人公トニー・スタークの胸に埋め込まれた“アーク・リアクター”のパラジウムに代わる動力源として登場。ただし、ヴィブラニウムという名称は登場せず、後に、本作でトニーが開発した新元素は“バッドアシウム”という別物であったと設定された。 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』 本作では、第二次世界大戦中の1940年に、トニーの父親であるハワード・スタークが発見したが、彼の手元には、スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカの盾の素材となった分しか存在していなかったことも明言された。 『アベンジャーズ』 本作では、トニー、スティーブ、ソーがロキを巡って諍いを起こした際、キャプテン・アメリカの盾がソーの“ムジョルニア”の一撃を防ぎ切り、その堅牢さが描写された。 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』 本作では、スティーブが盾と共に高所から落下した際、ヴィブラニウムの効果で盾が緩衝材となることが描かれた。 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』 本作では、ワカンダのみで採掘されることが明かされ、ウルトロンが自身の究極のボディを造るために密売者であるクロウからヴィブラニウムを入手。ウルトロンはヘレン・チョを洗脳し、“クレードル”で生み出した細胞組織をヴィブラニウムと合成させることで、後にヴィジョンとなる新たな人工肉体を製造させた。この人工肉体をアベンジャーズに奪われると、自身の手でヴィブラニウムを用いた新たな強化ボディを製造したが、アイアンマンのリパルサー、ソーの雷撃、ヴィジョンのエネルギービームの同時攻撃によって強化ボディが赤熱しその一部は破壊された。この描写で初めて、ヴィヴラニウムが必ずしも破壊不可能な物質でないことが示された。 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』 本作では、ティ・チャラがヴィブラニウム製のブラックパンサー・スーツを装着して戦い、マシンガンの掃射を受けても物ともしなかった。また、スティーブの盾にティ・チャラが傷跡を付けたことから、ヴィブラニウム製の武器は同じ材質の武器で対抗できると描写された。 『ブラックパンサー』 本作では、ワカンダとなったアフリカの大地に、数世紀前巨大なヴィブラニウムの隕石が落ち、これによりワカンダの技術力と文明が向上したことが明かされた。 『アベンジャーズ/エンドゲーム』 本作では、“アベンジャーズ・コンパウンド”での最終決戦でスティーブがムジョルニアと盾の連携攻撃によってサノスを追い詰めたとき、サノスの双刃刀による猛打によって今までほとんど損傷を受けてこなかった盾に裂け目が入り、遂には半分以上を砕かれるという象徴的なシーンが描写された。戦いの後、過去の世界の盾を持参したスティーブにより、サム・ウィルソン/ファルコンへ受け継がれた。
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