発見後のカーネル像とKFC日本法人の対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 13:29 UTC 版)
「カーネル・サンダースの呪い」の記事における「発見後のカーネル像とKFC日本法人の対応」の解説
この像は2009年(平成21年)6月25日に、日本法人が実施している「チキン感謝祭」に併せ、NPO「文化財保存支援機構」による修復作業後の姿が住吉大社で公開され、「おかえり! カーネル」と命名された。同年8月には大阪市内で実施されるイベント「水都大阪2009」で展示された。 しかし、甲子園歴史館から断りの連絡があったこと、人形のモデルでもあり同社の創業者であるカーネル・サンダース本人の生前のキャラクターを考慮したことなどから、2009年(平成21年)12月17日をもって表舞台からの引退が決まった。 その後、像は甲子園球場最寄りの阪神甲子園店(阪神タイガースの親会社である阪神電気鉄道の甲子園駅前にある。阪神甲子園球場内には別に「甲子園球場店」が存在する)での展示が決定し、2010年(平成22年)3月19日から常設展示が実施されていたが、2012年(平成24年)1月16日から5月19日にかけて、奈良大学博物館の企画展に保存修復物の一例として貸し出される。 2013年(平成25年)3月には、日本KFCホールディングス本社へと移転、その後、2017年に本社が神奈川県横浜市へと移転したタイミングで、大阪市にある日本KFCホールディングス社関西オフィスへと移され、以降、社屋で展示されている(一般非公開)。2021年時点では老朽化が激しく、これ以上の移動は難しいとされている。
※この「発見後のカーネル像とKFC日本法人の対応」の解説は、「カーネル・サンダースの呪い」の解説の一部です。
「発見後のカーネル像とKFC日本法人の対応」を含む「カーネル・サンダースの呪い」の記事については、「カーネル・サンダースの呪い」の概要を参照ください。
- 発見後のカーネル像とKFC日本法人の対応のページへのリンク