画家・仏教徒としての業績
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 13:33 UTC 版)
学徒の時代から書画熱が高じ、この頃に任頤に就いて絵を学ぶ。山水画は呉鎮に師法した。人物画・花鳥画・仏画に優れ晩年にはほとんど毎日仏像を画いた。呉昌碩とは師友となって親しく交わった。また、上海昌明芸術専科学校校長にも任命されている。 1929年(民国18年)6月、王一亭は太虚大師と上海で中国仏教会を設立し、王一亭も同会の執行委員兼常務委員に任ぜられた。以後も仏教学出版社の理事長、世界仏教居士林の副林長、林長を歴任している。売画によって得られた所得の大部分は慈善事業に寄付した。梓園を建てそこに広く名画を蒐集したが、後に散逸した。著書に『白龍山人詩稿』・『王一亭書画集』がある。
※この「画家・仏教徒としての業績」の解説は、「王一亭」の解説の一部です。
「画家・仏教徒としての業績」を含む「王一亭」の記事については、「王一亭」の概要を参照ください。
- 画家仏教徒としての業績のページへのリンク