男女雇用機会均等と保育士とは? わかりやすく解説

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男女雇用機会均等と保育士

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 15:17 UTC 版)

保育士」の記事における「男女雇用機会均等と保育士」の解説

1999年以前正確な資格名は「保母であったそれまで、この職業従事する者は、ほぼ例外なく女性であったが、1985年昭和60年)の均等法1999年男女共同参画社会基本法制定契機として、1990年代から徐々に男性保母就労数も増えていった。 保母に対して保母さんという敬称呼びかけ用いるのが通例であったが、男性に対して保母さんと呼ぶには抵抗のある向き少なくない為、保父(ほふ)という言葉つくられ保父さんという呼び名用いられた(似たような名称の過程たどったものに、看護婦看護士の例などがある)。しかし、あくまでも正式な名称は「保母」であるため公式文書の職業には正式名称である「保母」と記入しなければならず、男性保育業務従事者には不満であった総務省行政監察局当時)の行政相談意見寄せられ、これを契機に名称の見直しがなされ、1999年4月1日男女雇用機会均等法大幅な改正に伴い児童福祉法施行令改正され性別依存しない保育士改称された。 男性保育士増加については、テレビドラマドキュメンタリーでよく取り上げられている。男性保育士有用性指摘されており、男性増加期待する向き少なくない。しかし、長年女性職域であったため、待遇の不満や、就労必要な設備男子更衣室男子トイレ等)が欠落している等の理由の他に、求人段階女性しか採用しないとする保育所未だ存在し男性保育士就労阻まれている。

※この「男女雇用機会均等と保育士」の解説は、「保育士」の解説の一部です。
「男女雇用機会均等と保育士」を含む「保育士」の記事については、「保育士」の概要を参照ください。

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