田中三彦とは? わかりやすく解説

田中三彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/09 07:53 UTC 版)

田中 三彦(たなか みつひこ、1943年 - )は、翻訳家、科学評論家。元原子炉製造技術者

経歴

栃木県生まれ。1968年東京工業大学工学部生産機械工学科卒業。同年バブコック日立入社、福島第一原子力発電所4号機などの原子炉圧力容器の設計に関わる。1977年退社。サイエンスライターとして、翻訳・科学評論を執筆。「柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会」呼びかけ人[1]

2012年、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会委員

著書

  • 『脳のデザイン』 福武書店 1984.7 (サイエンス・アイ) ISBN 978-4-82880-345-6
  • 『わたしたちの地球』 図書館探検シリーズ 第7巻 リブリオ出版 1990.4
  • 『原発はなぜ危険か 元設計技師の証言』 1990.1 (岩波新書)
  • 『アインシュタインの考えたこと』 図書館探検シリーズ 第15巻 リブリオ出版 1991.5
  • 『空中鬼を討て 原発・地球環境「非常識」のすすめ』 ダイヤモンド社 1992.4
  • 『科学という考え方』 晶文社 1992.6
  • 『地球が動いているのはどうしてわかるの? 太陽系と地球のはなし』 偕成社 1997.4 (ひとつの「なぜ」から広がる世界
  • 『ものが燃えるとなぜあつくなるの? 燃焼とエネルギーのはなし』 偕成社 1997.4 (ひとつの「なぜ」から広がる世界

共著

  • 『タイムトリップ』 武内孝夫 学習研究社 1984.12 (学研ポケットムー・シリーズ)
  • 『テレポーテーション 驚異の瞬間移動』 北園哲也 学習研究社 1985.5 (学研ポケットムー・シリーズ)
  • 『複雑系の選択 「カオスの縁」の自然科学と経済学』 坪井賢一 ダイヤモンド社 1997.12

翻訳

脚注



田中三彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/12 03:23 UTC 版)

桜井淳」の記事における「田中三彦」の解説

田中三彦は『社会新報1988年8月12日号に掲載され記事にて、原子炉圧力容器中性子照射により脆性劣化し脆性破壊によって破裂する旨の主張行った。これに対し、「根本的なころから原発安全性、その技術否定するような議論のしかたになっている」「圧力容器設計をした段階ではかなり安全下の数値使って設計しているので、それに比べて実測値の上昇値は低い」と反論し冷却材喪失事故の際一気注水行った際の圧力容器温度遷移についても解析済みという趣旨記述をした。

※この「田中三彦」の解説は、「桜井淳」の解説の一部です。
「田中三彦」を含む「桜井淳」の記事については、「桜井淳」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「田中三彦」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「田中三彦」の関連用語

田中三彦のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



田中三彦のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの田中三彦 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの桜井淳 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS