生物的特長
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 15:17 UTC 版)
胞子によって繁殖する半植物的な生物であるため、性別はなく家族という概念も持たない。また、地球の生物との根本的な違いとしてDNAを持たない。 形状にも植物のような放射相称性が見られる。体長は8フィート(約2.4メートル)ほどで、樽状の胴体の上に、球根状の首と五芒星形の頭部がある。また、胴体の下にも、首に似た球根状のものと頭部に似た五芒星形の擬足がある。胴体の周りにはそれぞれ等間隔で、5枚の膜状の翼と5本の海百合のような触手が並んでいる。翼は扇のように折りたたみ可能だが、広げると7フィート(約2.1メートル)ほどにもなる。 首にえら、頭部に気孔があり、水中でも大気中でも活動が可能である。頭部の5つの角から短い管が伸びており、先端の球状のふくらみを開くと眼が現れる。また、5つの窪みからはやや長めの管が伸びているが、こちらは先端が袋状で開くと口があり、鋭い歯が並んでいる。植物のように無機物から養分を摂取することが可能だが、生物を捕食することも好む。擬足の5つの窪みからも管が伸びており、ここから老廃物を排出する。 体組織は極めて強靭、かつ柔軟である。しかし、それ以上に長命であるため、寿命によって死亡するものは稀。翼の先端に胞子嚢があるが、死の危険が小さいことから、領土を拡大する場合等を除いて、めったに繁殖は行わない。 会話はテレパシーで行われる。人間とのコンタクトも可能だが、彼らのテレパシーは集中させれば異次元の彼方からでも精神力の弱い人間を錯乱させる程度の力はある[要出典]。また、念動力を駆使して異次元の彼方から重機を操り、人間を襲わせたりも出来る[要出典]。
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