生業・民俗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/24 03:07 UTC 版)
生業は農業が主で、兼業農家が多い。シカ・イノシシの獣害が多発しているため、田畑には猪垣(猪堀・猪囲い)が作られている。ほか、余業として養蚕・製炭が行われており、昭和63年調査の国土地理院2万5000分の1地図では集落周辺が桑畑となっており、養蚕が行われていたことが知られる。戦後には御嶽昇仙峡が観光地として開発されたため、土産物の売店などを経営した。 寺社は集落入口南の石垣上の高台に羅漢寺の末寺・曹洞宗寺院の蔵沢山常雲寺跡地があり、現在でも石造物や万霊塔などが残されている。また、集落の東に産土神として祀られていた細草神社が鎮座している。細草神社には小正月の道祖神に際した民俗芸能である獅子舞・鳥刺舞が伝えられている。 集落には千野姓が多く、各戸は互いに親戚関係にある。現在では過疎化が進んでおり、2014年7月現在の世帯数は7世帯、人口は10名である。
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