生仏とは? わかりやすく解説

しょう‐ぶつ〔シヤウ‐〕【生仏】

読み方:しょうぶつ

仏語衆生(しゅじょう)と仏陀人間と仏。迷える者と悟れる者。


生仏

作者森銑三

収載図書新編 物いう小箱
出版社講談社
刊行年月2005.3
シリーズ名講談社文芸文庫


生仏

読み方:いきぼとけ

  1. 人格円満なる人のこと。仏の如き人といふ意味からいつたもの。生如来に同じ。
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生仏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/21 05:32 UTC 版)

生仏(しょうぶつ)とは、平家琵琶(平曲)の開祖とされる人物のこと。生没年未詳。

来歴

徒然草』226段によれば後鳥羽天皇の時代、遁世して天台座主慈円のもとにいた信濃前司行長が『平家物語』を作り、それを盲目の僧生仏に語らせた。生仏は東国生まれで、その生仏の語りようをのちに他の琵琶法師たちも真似るようになったという。

しかし他説では菅原為長と生仏の合作で『平家物語』を語ったとも伝わる。またその名も「生仏」ではなく、本来は「性仏」もしくは「正仏」と表記するのではなかったかともいわれる。さらにほかには四条天皇の時代、比叡山にいた「正仏」という僧侶が突然盲目となり山王権現に祈ったところ、『平家物語』を語るようにとの託宣を受けたのでそれを試み、また他の者たちにも語らせたという伝承がある。

参考文献

  • 『日本古典文学大辞典』(第3巻・第5巻)-秋山虔ほか編(1984年・1988年、岩波書店)※「生仏」・「平家物語」の項目
  • 『方丈記 徒然草』(『新日本古典文学大系』39)-佐竹昭広久保田淳校注(1989年、岩波書店)



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