理森の家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 05:36 UTC 版)
「青い鳥 (テレビドラマ)」の記事における「理森の家族」の解説
柴田 憲史〈59〉 演 - 前田吟 理森の父。JR東日本長野支社社員、清澄駅駅長。敬文と理森を連れて夜間の線路点検に勤しむなど根っからの鉄道員であり、ゆくゆくは敬文が職業を継ぐ事を望んでいた。しかし敬文の死で絶望の淵にいたすみ子を慰めず仕事に逃げた事を情けなく思い、すみ子の駆け落ちを許し、自分の署名捺印をした離婚届だけを送った。自分と同じ道を選んだ理森を誇りに思っていた。理森がかほりと密会している事を誰よりも早く察知すると、すみ子からの小遣いを理森に手渡し、営業主任試験を受けて清澄駅から出るよう促す。理森の逮捕直後に体調を崩し、第2部では故人になっている。遺影は理森が同じ職業に就くきっかけになった、敬文が撮影した仕事中の写真である。 岡安 すみ子(おかやす すみこ)〈56 → 66〉 演 - りりィ 理森の生き別れの母親、憲史の元妻。かつては甲府の商社で働く優秀なタイピストであり、駅で乗り降りする姿に憲史が一目惚れして結婚し、2人の子供をもうけた。清澄で女の一生を終える事に閉塞感を抱くなど夫婦にすき間風が吹き、その緩衝材の役割をしていた一家の期待の星であった敬文が死んだ直後、他の男と失踪し、夫と離婚した。自責の念から失踪直後から21年間、清澄郵便局の局留めで毎月5000円ずつ現金書留で理森へ小遣いを送り続け、憲史が受け取り郵便貯金に預けていた。その書留の住所をたよりに逃げてきた理森一行を、岩手県の自分の牧場に匿う。最終回で憲史の命日の墓参で出所後の理森と再会する。
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