現代のミクソリディア旋法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/15 20:14 UTC 版)
「ミクソリディア旋法」の記事における「現代のミクソリディア旋法」の解説
「en:Major scale#Major system」も参照 現代のミクソリディア旋法の音階は、7度が半音低いことを除くと、長音階と同じ全半音の組み合わせである。 ミクソリディア旋法は長調の5度上(属音)の旋法であることから、属音階(dominant scale)と呼ばれることもある。音階の減七(導音)は、調の中音(長三度)から離れた三全音である。 ジャズ、ファンク、ブルース、ロックといったクラシック以外の音楽でよく使用される。 長調の音階を全全半全全全半(全=全音、半=半音)とすると、ミクソリディア旋法での全音と半音の順序は全全半全全半全となる。調号は左の音の並びに応じて定まる。(長調の五度下と同一になる。) 以下に実際の調性の例を示す。 ウィキメディア・コモンズには、ミクソリディア旋法に関連するメディアがあります。 ト調ミクソリディア旋法(ハ長調と同音(ピアノであればすべて白鍵の音 ) – GABCDEFG) ハ調ミクソリディア旋法(ヘ長調と同音 – CDEFGAB♭C) ニ調ミクソリディア旋法(ト長調 と同音– DEF♯GABCD) ホ調ミクソリディア旋法(イ長調と同音– EF♯G♯ABC♯DE) イ調ミクソリディア旋法(ニ長調と同音– ABC♯DEF♯GA) グレート・ハイランド・バグパイプの記譜に使われる音階。なお、主音のAは現代のピッチのB♭とBの間にとられる。
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