導音とは? わかりやすく解説

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どう‐おん〔ダウ‐〕【導音】

読み方:どうおん

音楽で、半音の上行または下行によって安定感のある音を導く音。通常長音階短音階の第7音をさす。


導音 [ leading note, leading tone]

長音階および和声的短音階ハーモニックマイナースケールの上行形における第7音をいう。主音からは短2度しか離れていないので、主音へ導くように聞こえる。

導音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/09 23:15 UTC 版)

導音(どうおん、: Leading-tone: Leitton)は、音階的には全音階主音から短2度(半音)下の音、すなわち第ⅶ度音を指す[1]。短調では和声的短音階、旋律的短音階上行形の第7音である。ハ長調ではイ短調では嬰トの音である。

和声的には属和音属七の和音など属和音類の第3音のみを指す[2]

これに対し、自然的短音階やその他の旋法における主音から長2度下の音を英語では「サブトニック(: Subtonic)」と呼び、日本語では「下主音」と呼ばれることもある[1]

脚注

  1. ^ a b 洗足オンラインスクール:音階での各音の名称
  2. ^ 池内友次郎島岡譲ほか『和声 理論と実習』1、音楽之友社、1964年、35頁、ISBN 978-4276102057

「導音」の例文・使い方・用例・文例

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