独立構想とは? わかりやすく解説

独立構想

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 14:56 UTC 版)

劉焉」の記事における「独立構想」の解説

劉焉は、賈龍らに迎えられ益州州牧として赴任し綿竹県拠点とした。劉焉離反した者達を手懐け迎え入れ寛容恩恵住民懐柔しながら秘かに独立する構想持ったという。 南陽三輔の民数万戸が益州流入してくると、これらを兵士として編成し東州兵という軍団作り上げたという(『三国志』蜀志「劉二牧伝」が引く『英雄記』)。 張魯という宗教指導者に目をつけ、その母を自分の家行き来させる程の親密な関係を築いた。さらに張魯を督義司馬任命し漢中派遣して切って道を遮断し官吏殺して中央分断させた。中央には張魯のせいで連絡取れなくなった報告をした。その一方で劉焉反発した益州豪族らを弾圧し、王咸・李福の父)ら十余人殺害した。この振る舞いに、かつて劉焉迎えた賈龍犍為太守任岐現地豪族憤激して反乱起こしたため、劉焉はこれを鎮圧し賈龍任岐殺害した以降劉焉驕り高ぶり千乗余り豪華な馬車作りその勢威示した荊州刺史劉表は、劉焉野心がある事を朝廷報告したという。 劉焉羌族恩賞与えなかったので、それが原因激怒した羌族綿竹付近に侵攻する事となった。

※この「独立構想」の解説は、「劉焉」の解説の一部です。
「独立構想」を含む「劉焉」の記事については、「劉焉」の概要を参照ください。

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