物理レイアウト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/14 12:29 UTC 版)
Sol-20の前面には、左にQWERTYキーボード、右にテンキーという典型的な配置のキーボードがある。筐体の側面の木材がキーボードに近い位置にあり、操作者の手に干渉する可能性があった。 正面から見てケースの右奥、テンキーのすぐ後ろには電源があり、回路を冷却するためのファンも備えている。メインマザーボードは電源の左側にあり、ケースの幅の約2/3に渡って配置されている。マザーボードはキーボードの下からケースの前までずっと前方に伸びていた。 カセットポート、パラレルポート、シリアルポートはマザーボードの背面からケースの穴に向かって配置されていた。ファンの真下には、コンポジット映像出力を行うUHFコネクタ(英語版)があった。これは、モニターに接続でき、少しの改造で従来のテレビにも接続することができる。プロセッサはマシンの背面近くにあり、メモリとビデオ回路は前面にあった。このため、カードの上部を横切る同軸ケーブルを使って、ビデオ出力をマシンの背面に配線する必要があった。
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