物理乱数とは? わかりやすく解説

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ぶつり‐らんすう【物理乱数】


ハードウェア乱数生成器

(物理乱数 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/15 06:08 UTC 版)

ハードウェア乱数生成器 ハードウェアらんすうせいせいきは、ハードウェアに由来する不確定性を利用した、擬似乱数列でない「真の乱数列」を発生させるシステム。コンピュータの内部などのものでは、システム中にソフトウェアが併用されることも多い。

サイコロなども原始的なハードウェア乱数生成器である。

ダイオードの生成するノイズや熱雑音放射性物質の崩壊による放射線をセンサで検出するなど、ランダムな物理現象を用い、その信号を元に乱数を生成する[1]。物理現象は必ずしも一様乱数とはならないため、センサからの出力を必要な種類の乱数に変換する必要がある場合もある。使用環境によっては発生する乱数に傾向が見られないようにノイズ発生器を設計することが重要になる。

脚注

  1. ^ Secure Programming for Linux and Unix HOWTO - 10.3. 乱数”. Linux JF Project. linuxjf.sourceforge.jp. 2011年6月22日閲覧。[リンク切れ]

関連項目

外部リンク


物理乱数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/31 03:06 UTC 版)

モンテカルロ法」の記事における「物理乱数」の解説

真の乱数必要な場合や、擬似乱数列生成系初期状態設定のために良質乱数必要な場合は、物理現象利用して物理乱数(真性乱数)を生成するハードウェア利用するダイオードPN接合部に生じ熱雑音利用する方法がよく使われる放射性元素を使うものもある)。

※この「物理乱数」の解説は、「モンテカルロ法」の解説の一部です。
「物理乱数」を含む「モンテカルロ法」の記事については、「モンテカルロ法」の概要を参照ください。

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