牛鬼怪獣 ゲロンガ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 01:44 UTC 版)
「ウルトラマンマックスの登場怪獣」の記事における「牛鬼怪獣 ゲロンガ」の解説
第29話「怪獣は何故現れるのか」に登場。 40年前(1964年)、円谷プロ制作の特撮番組『UNBALANCE』(後に『ウルトラQ』と改題される)「山椒ラウスの逆襲」の撮影中、ロケ先の奥多摩渓谷山奥の廃坑に現れる。その当時は5m大の怪獣で、目立った凶暴性こそなかったが、たまたま遭遇した撮影隊を超高熱火炎を放射して威嚇・攻撃する。そして現代、より巨大になって渋谷の地下工事現場に出現する。攻撃能力は怪力キック、巨体での圧し掛かり、口から放射する超高熱火炎など。マックスと対峙した際は、強力な尻尾と巨体に似合わない敏捷性で翻弄する。牙が急所で、40年前は俳優の1人である西郷保彦に右の牙を叩き折られて退散しており、引退した元俳優からそれを聞いたカイト=マックスにより残った牙を折られて戦意を喪失し、最後はマックスに奥多摩山中へ運ばれ、再び眠りにつく。 スーツアクター:横尾和則 デザイン:さとうけいいち。『ウルトラマン』のネロンガのスーツを改造した怪獣という想定でデザインされた。 名前の由来は、『ウルトラQ』の未制作プロット「ゲロンガ対山椒ラウス」から。本エピソードは『ウルトラQ』へのオマージュ色が強く、一部のシーンはモノクロで撮影されたり、ゲロンガが廃坑に現れるシーンはスクリーン・プロセスを再現している。当初は『ウルトラQ』のパゴスを登場させる予定であった。 着ぐるみは川崎市岡本太郎美術館で開催された「ウルトラマン伝説展」で展示された後、『ウルトラマンメビウス』でネロンガに改造され、その後ゲロンガに戻されて美術館に返却された。
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