瀬戸内市民図書館の開館(2016-)
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「瀬戸内市立図書館」の記事における「瀬戸内市民図書館の開館(2016-)」の解説
新図書館は瀬戸内市民図書館という名称に変更され、公募によって「もみわ広場」という愛称が付けられた。新図書館開館準備のために、瀬戸内市立図書館は2016年3月28日をもって休館となった。5月18日に瀬戸内市民図書館の竣工式を行い、6月1日に開館した。新図書館の開館に合わせて、牛窓町公民館図書室は瀬戸内市牛窓図書館に、長船町公民館図書室は瀬戸内市長船図書館に改称された。 外壁には隣接する瀬戸内市中央公民館と調和する赤レンガを使用し、南側の壁面は市民の手によるタイルで飾られている。両施設の間の緑地には牛窓町の特産品であるオリーブを植樹している。座席によっては飲食物の持ち込みを可能としている。1階と2階に12万冊を収容できる開架書棚があり、閉架書棚は8万冊を収容できる。開館時の蔵書数は約8万冊。郷土資料コーナーは1階に設けられている。解体した郷土資料館の後継施設としての機能も有しており、邑久町出身の人形師・竹田喜之助の糸操り人形が展示されている「喜之助ギャラリー」や、地元の人形劇団体が定期公演を行う専用の舞台設備を有した「つどいのへや」などがある。 開館以来、幅広い年齢層の市民が訪れ、1日平均800人の来館者がある。 2016年秋には長船図書館をリニューアルし、面積の拡張や書棚の間隔拡張などを行った。 2017年11月 Library of the Year2017大賞・オーディエンス賞 受賞 2020年4月23日 令和2年度子供の読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人)文部科学大臣表彰 瀬戸内市民図書館もみわ広場 瀬戸内市民図書館もみわ広場と熱気球 牛窓図書館が入居している牛窓庁舎 瀬戸内市牛窓図書館 喜之助ギャラリー入口 寒風としょかんタイルプロジェクトのタイル 瀬戸内市長船図書館 2017年(平成29年)3月7日リニューアルオープン
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