滋賀県道512号葛籠尾崎塩津線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 05:27 UTC 版)
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滋賀県道512号葛籠尾崎塩津線(しがけんどう512ごう つづらおざきしおつせん)は、滋賀県長浜市西浅井町菅浦を起点に長浜市西浅井町塩津浜に至る11.6kmの一般県道である。
概要
琵琶湖北部を高台から展望する観光道路。この路線の延長上の道路で、同市西浅井町大浦からの琵琶湖畔に沿う県道513号葛籠尾崎大浦線と合わせて、通称、奥琵琶湖パークウェイと呼ばれており[1]、かつては滋賀県道路公社の有料道路であった。沿道に桜並木が続く桜の名所で、4月には満開の桜を楽しめる[1]。湖畔沿う県道葛籠尾崎大浦線から高度を上げて尾崎展望台に登って行ったところからの連続延長線上に、本県道がある。尾崎展望台は、駐車場やレストハウスなどの施設があり、展望台より琵琶湖や伊吹山が一望できるところである[1]。尾崎展望台 - 月出峠間は、尾根に沿って道が走り、途中の所々に展望台がある。つづら月出(湖北隧道)から終点にかけては、かつての県道木之本今津線(現・国道303号の一部)の旧道にあたる。この山を下る区間の琵琶湖対岸には、羽柴秀吉と柴田勝家が戦った古戦場で知られる賤ヶ岳(422m)がある[1]。
路線データ
- 起点 : 滋賀県長浜市西浅井町菅浦(つづら尾崎展望台=滋賀県道513号葛籠尾崎大浦線)
- 終点 : 滋賀県長浜市西浅井町塩津浜(塩津交点=国道8号、国道303号)
- 総延長 : 11.6 km
- 認定日 : 1968年(昭和43年)11月28日
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西浅井町岩熊(2022年6月)。右の道路は国道303号。
路線状況
12月から3月にかけて積雪のために閉鎖される[2]。それ以外の時も、通行可能な時間は8時から20時の間で、つづら尾崎展望台から西浅井町岩熊地内に向けて通年一方通行となっている(岩熊・塩津側からは進入できない)[2]。
地理
通過する自治体
接続道路
- 滋賀県道513号葛籠尾崎大浦線
- 国道303号(長浜市西浅井町岩熊地内〜塩津交点で重複)
沿線
- 月出峠
- 湖北隧道
脚注
参考文献
- 須藤英一 『新・日本百名道』大泉書店、2013年。ISBN 978-4-278-04113-2。
関連項目
- 滋賀県道512号葛籠尾崎塩津線のページへのリンク