渤海の元号
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仁安 : 720年-738年 大興 : 738年-794年 宝暦 : 774年-?年(大興の一時期を改元使用) 中興 : 794年 正暦 : 795年-809年 永徳 : 809年-813年 朱雀 : 813年-817年 太始 : 818年 建興 : 819年-831年 咸和 : 831年-857年 韓国の歴史教科書「高校国史」は、大祚栄の治世で用いられた元号として「天統」を提示し、使用期間は699年から719年と記述している。李孝珩(朝鮮語: 이효형、釜山大学)は、「天統」の元号は、朝鮮の氏族の俠溪太氏(朝鮮語版)(俠溪太氏(朝鮮語版)の始祖は、乞乞仲象の18代子孫を自称する大集成(朝鮮語版)である)の族譜である『俠溪太氏族譜』に登場するが、それ以外の信頼できる史料にはあらわれず、族譜は史料として問題が多いため、歴史学者は使用を控える状況にあり、本当に「天統」が使用されていたのか不明であり、多くの考証を要するのに、はたして歴史教科書に提示する必要があるのか疑問であると述べている。
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