渤海の五道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/12 11:38 UTC 版)
五道は、渤海の対外交通路として、唐と通交した朝貢道・営州道をはじめ、契丹と通交した契丹道、日本と通交した日本道、新羅と通交した新羅道などがあった。新羅道は南京南海府を経て、新羅にいたる交通路であった。 『新唐書』渤海伝によると、渤海は5つの交通路があった。「東京龍原府の東南に海で接続するのは、日本道である。南京南海府と接続するのは、新羅道である。西京鴨緑府と接続するのは、朝貢道である。長嶺府と接続するのは、営州道である。扶余府と接続するのは、契丹道である」とされる。 上京龍泉府に建てられた後、すべての出発地は政治の中心地であり、首都であった上京龍泉府から開始し、残りの5つの5つの交通には最前線出発だ。 渤海の交通の鴨緑江は唐に行くクリティカルパスであり、図們江は日本に行く道、第2松花江は契丹道、牡丹江は黒水部に代表される北靺鞨との交通路である。
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