清掃・衛生施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 07:13 UTC 版)
成田富里いずみ清掃工場(焼却場)ガス化溶融炉シャフト式の清掃工場、2012年10月より稼働。処理能力は212トン(106トン/日×2炉)。富里市との共同出資により建設された。余熱利用施設や屋外多目的広場などが整備される予定。 成田市リサイクルプラザ1998年完成。カン・ビン、不燃性粗大ゴミや可燃物は混在した軟質性粗大ゴミから、資源を効率的に回収する施設。 成田クリーンパーク(最終処分場)1988年完成。上記の施設から排出された不燃物を埋め立てる施設。当初、2011年程度まで埋め立てが可能と予測されていたが、成田空港B滑走路北側延伸工事によって2007年3月をもって埋め立てを終了した。 上下水道 成田市は、3つの水道が供給されている。 成田ニュータウン地区:千葉県営水道 成田国際空港:千葉県営水道(専用水道) 下総・大栄地区:成田市営簡易水道 その他の地区:成田市営水道 成田市営水道は市内15ヵ所に設置された井戸水と、利根川の表流水の2つを水源としており、井戸水と表流水を混合し供給している。また、同じ市内でも供給元の違いにより水道料金に格差が生じている。成田市の上水道普及率は82.8%(平成23年度末)である。千葉県の上水道普及率は94.7%(平成23年度末)であり、近隣の富里市83.1%、栄町91.1%、酒々井町92.2%、多古町98.1%(いずれも平成23年度末)を下回り、普及率は低いといえる。成田市の下水道普及率は73.8%(平成24年度末)である。千葉県の下水道普及率70.7%(平成24年度末)を上回っている。しかし、旧下総町、大栄町の下水道が未着手であり、市町合併以前の普及率82.6%(平成16年度末)から大幅に普及率が低下した。 成田市の汚水は印旛沼流域下水道を流れ、印旛沼流域の15市町村(成田国際空港)の汚水と共に花見川終末処理場と花見川第二終末処理場に集積・処理し、東京湾につながる河川に放流されている。また、成田市の雨水はそれぞれの地区の自然流下により、雨水幹線通り、根木名川、小橋川、江川及びその他河川へ自然放流されている。
※この「清掃・衛生施設」の解説は、「成田市」の解説の一部です。
「清掃・衛生施設」を含む「成田市」の記事については、「成田市」の概要を参照ください。
- 清掃・衛生施設のページへのリンク