淀川水系流域委員会の提言とは? わかりやすく解説

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淀川水系流域委員会の提言

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 21:52 UTC 版)

淀川」の記事における「淀川水系流域委員会の提言」の解説

1990年代以降公共事業見直し機運高まり利根川水系始め多く河川ダム建設休止・中止が相次いだ淀川水系においては国土交通省近畿地方整備局諮問機関である「淀川水系流域委員会」がダムはじめとする治水・利水事業可否について検討行ったこの間、和束ダム和束川)を中心とした宇治山土地改良事業中止鴨川建設予定だった京都府営の鴨川ダム反対運動強く中止となった。これとは別に関西電力国内最大級の揚水式水力発電所として建設予定されていた金居原発電所下部ダム(巣亦川)が、電力需要伸び悩みから建設中止となっている。 2005年平成17年淀川水系流域委員会提言纏めダム事業については計画中のダム全て中止するのが妥当という見解答申した。これを受け国土交通省余野川ダム余野川)・大戸川ダム大戸川)の建設中止川上ダム前深瀬川)と丹生ダム高時川)の規模縮小発表大阪府安威川ダム安威川)の規模縮小打ち出した。これに対し滋賀県等の流域自治体が「流域の安全を軽視するもの」として猛反発し、流域住民賛否分かれたこのため最終結論宙に浮いた態となっている。これとは別に農林水産省愛知川計画している永源寺第二ダム愛知川)が、「ダムボーリング調査未実施承知しながら建設進めるのは不当」として大阪高等裁判所より「ダム建設違法」の判決下されるなど、淀川水系開発大きく揺らいでいる。

※この「淀川水系流域委員会の提言」の解説は、「淀川」の解説の一部です。
「淀川水系流域委員会の提言」を含む「淀川」の記事については、「淀川」の概要を参照ください。

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