涅槃宗

デジタル大辞泉

ねはん‐しゅう【^×涅^×槃宗】

読み方：ねはんしゅう

大般涅槃経を所依とする宗派。中国、南北朝の梁代に盛んに行われた。中国十三宗の一。

世界宗教用語大事典

ねはんしゅう 【涅槃宗】

中国で涅槃経の説を講究した学派をいう。常修多羅宗とも。朝鮮にもあった。日本でも織豊時代に大和の僧空源が涅槃宗の名乗りをあげ、京都に涅槃寺を建てたりしたが、間もなく幕命で天台宗に改宗させられた。→ 宗

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涅槃宗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2015/12/01 07:09 UTC 版)

涅槃宗（ねはんしゅう）は、中国十三宗の一つである中国仏教に存在した宗派。大般涅槃経を所依経典とした仏教の学派。