海兵特殊作戦中隊(MSOC)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 08:07 UTC 版)
「アメリカ海兵隊特殊作戦コマンド」の記事における「海兵特殊作戦中隊(MSOC)」の解説
1個大隊に4個編成された中隊(MSOC)は大隊の一部として行動する他、情報収集・通信・支援パッケージを追加された「Enabled MSOC(増強大隊)」となることもある。 「Enabled MSOC」には支援群から以下の能力を持つ中隊、ないしはチームが追加され、各地方軍司令官の指示のもと、独立して作戦行動をとることができる。 ・爆発物処理(EOD) ・統合末端攻撃統制(JTAC)……航空支援・空挺降下の誘導 ・多目的犬(MPC)……攻撃、爆発物の発見、追跡等 ・指揮・統制・通信・コンピューターサポート(C4ST)……作戦用音声・動画・データネットワークの整備構築・維持など ・直接支援チーム(DST) あらゆるソースを元に情報を収集・分析し指揮官の判断をサポート。MARSOCは基本的に海外駐留経験者のみで構成されており、また独自の情報網をもっているためDSTはこの利点をフルに活用している。DSTはより小さなDSE(直接支援エレメント)に分割し、戦術レベルでの情報収集を行うこともできる。
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