油糧作物の輸出量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 22:03 UTC 版)
大豆の生産量の約3分の1は輸出されているが、その他の油糧作物の輸出割合は低い。菜種は各国で広く栽培されているがほぼ地産地消となっており、例外はカナダで生産量の半分以上が輸出されている。 2010/11年度の油糧種子の輸出量 油糧種子の輸出量 (百万トン)作物輸出量主要輸出国(百万トン)大豆 90.8 米国(40.3)、ブラジル(30.0)、アルゼンチン(9.2) 菜種 10.5 カナダ(7.3)、オーストラリア(1.5) ピーナッツ 2.0 ひまわりの種 1.8 ゴマ 1.4 綿実 1.0 アマニ 0.76 コプラ 0.15 パーム核 0.064 ひまし 0.026 交易される2大油糧種子の大豆と菜種の主要輸入国は 大豆 油糧種子の主な輸入国と輸入量 (百万トン)輸入国2006/72007/82008/92009/02010/12011/2備考中国 28.7 37.8 41.1 50.3 52.3 2004/5年度は25.8百万トンで倍増している。 メキシコ 3.8 3.7 3.3 3.7 3.5 オランダ 4.0 4.0 3.5 3.3 3.2 スペイン 2.5 3.3 2.9 3.2 3.1 日本 4.1 4.0 3.4 3.4 2.9 2004/5年度から2007/8年度は4百万トン前後の輸入であった。 ドイツ 2.8 2.7 2.5 2.4 2.6 台湾 2.4 2.1 2.2 2.5 2.5 これらの国で総輸出量の77%が輸入された。中国は1995年までは第5位の輸出国であったが、1996年には内需拡大から輸入国となった。 菜種 油糧種子の主な輸入国と輸入量 (百万トン)輸入国2006/72007/82008/92009/02010/12011/2備考日本 2.2 2.3 2.1 2.3 2.3 メキシコ 1.3 1.4 1.2 1.3 1.5 中国 0.96 0.81 3.0 2.2 0.93 2004/5年度から3倍に急増している。 パキスタン 0.79 0.61 0.56 0.97 0.85 これらの国で総輸出量の53%が輸入された。
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